世界三大カッターズブランドの違いと特徴 徹底比較

ダイヤモンド研磨士(カッター)を自社で抱え、ダイヤモンドを原石の状態から切り出し、磨き上げ、カッティングまでの全ての工程を自社で行うブランドを「カッターズブランド」と言います。

今回は、最高峰のカッティング技術と称される世界三大カッターズブランドとして知られている「ロイヤル・アッシャー」「ラザール ダイヤモンド」「モニッケンダム・ロンドン」について、それぞれのブランドの違いや特徴を徹底比較しご紹介していきます。ご参考になれば幸いです。

世界三大カッターズブランドとは?

それでは早速世界三大カッターズブランドと言われている3つのブランドを詳しくご紹介していきましょう。

(1)ROYAL ASSCHER(ロイヤル・アッシャー)

公式サイトURL:https://www.royalasscher-jp.com

ロイヤルアッシャーは、1854年にオランダはアムステルダムでアイザック・ジョゼフ・アッシャーによって設立されたブランドです。

創業者であるアイザック・ジョゼフ・アッシャーは、1902年に「アッシャー・カット」と呼ばれる革新的なスクエアフォルムのカッティング技術を考案し一世を風靡しました。

その後、1903年にはエクセルシオ、1907年には世界一大きいダイヤモンドとして知られる「カリナン」を見事にカットし、英国国王に献上するといたことでも知られており、ダイヤモンド業界の歴史に残る数々の偉業を成し遂げ業界を牽引してきました。

また、アッシャー社は、アッシャー家の名前を冠したこのカットのリメイクを決断し、ダイヤモンドが最も輝くと考えられている58面のファセットに16面が加えた、合計74面のファセットの「ロイヤル・アッシャー・カット」を完成させ、一層の輝きをましたダイヤモンドのカッティング技術は再び世界中から賞賛されました。

そんなロイヤルアッシャーの手がけるダイヤモンドは、白く、上品で高貴な輝きを持つダイヤモンドとして、世界各国の王室からも称賛を集めており、その永年の功績と信頼から、オランダ王室に「ロイヤル」の称号を授与された世界で唯一「ロイヤル」の称号を持つジュエラーなのです。

(2)LAZARE DIAMOND(ラザール ダイヤモンド)

公式サイトURL:https://www.lazarediamond.jp/

ラザール ダイヤモンドは、1903年にニューヨークでラザール キャプランによって創設され、“The World’s Most Beautiful Diamond.® ”と称された『世界三大カッターズブランド』のひとつです。

ロゴに「世界で最も美しいダイヤモンド」と記載して良いことを許された唯一のブランドなのです。

22歳の時に最も優れたダイヤモンドカッターとして称されたラザール・キャプランは、その生涯をダイヤモンドに捧げ、従兄弟であるマルセル・トルコフスキーが考案した数式を元に、ダイヤモンドの理想的な輝きを引き出すカッティング技法である「アイディアルメイク」を確立したことでも有名です。

また、ダイヤモンドの品質評価を表す4Cを生み出したGIA(世界的に権威のある米国宝石学会)のマスターストーンとして、ラザール ダイヤモンドのダイヤモンドが使用しているそうです。

世界的に権威のある米国宝石学会の基準となる宝石に起用されるほど、ラザール ダイヤモンドのダイヤモンドは、最高品質であることがわかりますね。

ラザールダイヤモンドのダイヤモンドはロイヤルアッシャーの白く輝くダイヤモンドに対し、虹色に輝くダイヤモンドであることが特徴です。

(3)MONNICKENDAM LONDON(モニッケンダム・ロンドン)

モニッケンダム・ロンドンは、1890年ルイ・モニッケンダムによってオランダのアムステルダムにて創設され、第一次世界大戦と同時にイギリスはロンドンに移り、宝石商の町として有名なハットンガーデンに本社を構えたブランドです。

モニッケンダム・ロンドンは純白な光を放つ「ラグジュアリー・ホワイト」の輝きで知られており、1948年にエリザベス王女の結婚の際にタンザニア政府がお祝いとして贈呈したダイヤモンド原石にエメラルドカットを施し、イヤリングにする役割を拝受したことでも有名で、1996年にはクイーンズアワード英国産業賞(Queen’s Award to industry)をエリザベス女王より授与されたことでも有名な名誉あるブランドです。

世界三大カッターズブランド比較その1『特徴と輝き』

ここでは、世界三大カッターズブランドの特徴と輝きの比較についてご紹介して行きます。

(1)世界中の王室・皇室から賞賛を集めた「ロイヤルアッシャー 」

ロイヤルアッシャーの特徴は二つ。「世界で唯一『ロイヤル』の称号を持つジュエラー」であることと、ダイヤモンドが最も美しく輝くと考えられている58面体のファセットに16面加えられた74面体のファセットを持つ「ロイヤル・アッシャー・カット」を考案したことが挙げられます。

また、ダイヤモンドの輝きには「白い輝きのブリリアンス」「表面の煌めきのシンチレーション」「虹色の輝きのディスパージョン」の3種類があります

ロイヤルアッシャーのダイヤモンドの輝きのコンセプトは、「白き高貴な輝き」のブリリアンス。その白さと透き通るような透明感がロイヤルアッシャー のダイヤモンドの特徴として挙げられます。

(2)4Cを定着させた「ラザール ダイヤモンド」

ラザールダイヤモンドの最大の特徴は、「ダイヤモンドの魅力は輝きにある」として、当時のダイヤモンドの評価基準であった「3C(色Color、カラットCarat、透明度Clarity)」に加えてカットを加えた「4C」を提案し、定着させたブランドであること。

創設者であるラザール・キャプランがダイヤモンドの最大の輝きを得るための理論を数学者から学び、数学から導きだされた理論によってラザール のカッティング技術は考案されました。

彼が考案したアイディアルメイクは、大きさよりも輝きを重視したカッティング技術を生み出したことでも知られており、ラザール ダイヤモンドのダイヤモンドの輝きは、虹色の輝きを重視した「ディスパージョン」が特徴として挙げられます。

(3)原石に命を与える「モニッケンダム・ロンドン」

モニッケンダム・ロンドンの最大の特徴は、ダイヤモンドを真上から見た際にサークル上に磨き上げられたガードルがまるで美しい光のように感じられることから「サークル・オブ・ラスター(光の輪)」と名付けられたカッティング技術を生み出したブランドであること。

「原石に命を与える」ように施されたカッティング技術により白く輝くブリリアンスの輝きを放つ「ラグジュアリー・ホワイト」はモニッケンダムが追求する最大限に美しい輝きです。

また、直径1mmにも満たない0.0016ctのダイヤモンドでさえもハンドメイドで58面体のフルカットを施すその技術は、「原石に命を与えるカッティング」と賞賛されています。

世界三大カッターズブランド比較その2『デザイン』

ここでは、世界三大カッターズブランドの婚約指輪のデザイン比較についてご紹介して行きます。

(1)王道デザインの「ロイヤルアッシャー」

三者の中でも婚約指輪の王道デザインが多いのがロイヤルアッシャー。

シンプルで婚約指輪の王道デザインを求める方にはロイヤルアッシャー がおすすめ。

ロイヤル・アッシャー・カットが施されたダイヤモンドのリングは、もちろんロイヤルアッシャーでしか手に入らないため、周りとデザインが被りたくないという方にもおすすめです。

(2)モダンおしゃれな「ラザール ダイヤモンド」

デザインバリエーションが豊かで、モダンでユニークなデザインを豊富に取り扱っているのがラザール ダイヤモンド。

シンプルで伝統的なデザインのリングから、近代的で個性的なリングまで用意があることから、様々な系統の好みに対応できるところがポイントです。

ダイヤモンドとデザイン、どちらも重視した上で個性を活かしたいい!という方におすすめのブランドです。

(3)アンティーククラシカルな「モニッケンダム・ロンドン」

伝統的でクラシカルなデザインの婚約指輪を多く取り扱っているのがモニッケンダム・ロンドン。

アンティーク調のデザインやクラシカルなデザインがお好きな方に特におすすめのブランドです。

まとめ

今回は世界三大カッターズブランドと呼ばれる「ロイヤルアッシャー 」「ラザール ダイヤモンド」「モニッケンダム・ロンドン」の特徴と比較についてご紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。

今回の記事が、最高峰のカッティング技術と称される世界三大カッターズブランドそれぞれの特徴と比較についてご理解いただくためのご参考になれば幸いです。

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