有名なハイジュエラーの中でも注目したいのが、世界的に有名な「世界5大ジュエラー」や、パリの5大高級ジュエラーである「グランサンク」です。
王侯貴族やセレブリティを魅了する美しさや、他にはないような芸術的なデザインにあふれており、一度は見ておきたいブランドばかりです。
今回は「世界5大ジュエラー」と「グランサンク」に名を連ねるハイジュエラーをご紹介します。
それぞれの格付けが気になる方はこちらの記事もご参考になさってください。
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ハリーウィンストン
アカデミー賞をより輝かせる「キング・オブ・ダイヤモンド」
ハリーウィンストンは1932年創業のブランドで、世界5大ジュエラーに名を連ねます。
大粒なダイヤモンドが特徴的なハリー・ウィンストンは、創始者ハリー・ウィンストンの審美眼とダイヤモンドへの深い情熱とこだわりから「キング・オブ・ダイヤモンド」と称されるほどです。
アカデミー賞授賞式で女優やプレゼンターが身につけるジュエリーの貸出を始めたのもハリー・ウィンストンで、現在でもアカデミー賞授賞式では多くの女優たちがハリー・ウィンストンのジュエリーを着用しています。
ハリーウィンストンは創始者ハリーの意思を受け継ぎダイヤモンドの品質や輝きを追求し続けており、セレブリティからの信頼も厚いブランドです。
ティファニー
女性の永遠の憧れ「ティファニーセッティング」
ティファニーは1837年創業のブランドで、世界5大ジュエラーに名を連ねます。
有名な「ティファニーセッティング」はティファニーが約130年前に考案したもの。さらに、アメリカのプラチナ純度基準を確立するなど、ジュエリー業界に大きな影響を与えているブランドなのです。
憧れる婚約指輪ランキングでも1位を獲得するなど、「婚約指輪はティファニー!」と決めている女性も多く、ティファニーの人気が衰える事はありません。
ダイヤモンドの大きさにこだわらなければ20万円から購入できる婚約指輪もあり、有名ハイブランドの中では比較的検討しやすいのも魅力です。
カルティエ
「王の宝石商、宝石商の王」である王侯貴族に愛されたジュエラー
カルティエは1847年創業のブランドで、世界5大ジュエラーに名を連ねます。
イギリスの国王だったエドワード7世に「王の宝石商、宝石商の王」と称えられ、各国の王室御用達、老舗名門ジュエラーとして、愛され続けるブランドです。
世界で初めてプラチナジュエリーを製作したのも、カルティエの創始者であるルイ=フランソワ・カルティエです。
また、ダイヤモンドを長方形にカットする「バゲットカット」を製作するなど、ジュエリーの歴史にその名を残しています。
重厚感が感じられるモダンなデザインは年齢を選ばず、幅広い年代から愛されるブランドです。
ブルガリ
個性的でグラマラス 世界のファッショニスタをも魅了
ブルガリは1884年創業のブランドで、世界5大ジュエラーに名を連ねます。
宝飾店としてスタートしたブルガリですが、時計・レザーアイテム・香水・スキンケア製品・チョコレートなど幅広く手掛けており、数々の事業を成功させているブランドでもあるのです。
古代文様モチーフのデザインや、イタリアらしさのある個性的なデザインがブルガリのスタイルで、オードリー・ヘップバーンをはじめとする世界的なファッショニスタたちに愛され続けたブランドです。
ヴァン クリーフ&アーペル
婚約から生まれた愛のジュエラー
ヴァン クリーフ&アーペルは1906年創業のブランドで、世界5大ジュエラーとグランサンクの両方に名を連ねる唯一のブランドで、宝石商の娘「アーペル」と、宝石細工職人の息子「ヴァンクリーフ」の婚約から生まれました。
ヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーには「愛・美・夢」というテーマが盛り込まれています。
そのテーマ通り、可愛らしさを兼ね備えた繊細でエレガントなデザインのジュエリーがヴァン クリーフ&アーペルの魅力と言えます。
ショーメ
ナポレオンの寵愛を受けた「永遠の愛と絆の証」
ショーメは1780年創業のブランドで、グランサンクに名を連ねます。
ナポレオンの御用達ジュエラーとして、ナポレオンの妻ジョセフィーヌの戴冠式用の王冠や、後妻マリー=ルイーズの婚礼用装身具を手がけるなどし、ショーメの名前はヨーロッパ全土に知れ渡りました。
デザインは洗練されたシンプルなものが多く、「ジョセフィーヌ」と、ナポレオンの名前が付けられているコレクションもあります。
メレリオ
400年の歴史を持つ超老舗 品格を求めるならここ
メレリオは1613年創業の老舗中の老舗ブランドで、グランサンクに名を連ねます。
4世紀にわたり「メレリオ・ディ・メレー」という名で愛され続けてきましたが、現在は「メレリオ」に改名。
マリー・アントワネットに愛されたジュエラーとして有名で、現存する最古のジュエラーと言われています。
400年以上も創業家ファミリーが経営し続けており、メレリオ家はイタリア出身の一族でもあることからデザインにも少しイタリアらしさがあるのも特徴。
日本に路面店はなく知る人ぞ知るというようなメレリオですが、老舗ならではの歴史と品格があるブランドです。
モーブッサン
新しい挑戦をし続ける革新的なジュエラー
モーブッサンは1827年創業のブランドで、グランサンクに名を連ねます。
常に挑戦を続けるブランドであり、2009年に銀座店のオープンで約0.1ctのダイヤモンドを5,000人に配布するというキャンペーンを行い、銀座に長蛇の列ができました。
老舗ブランドのモーブッサンですが、価格がリーズナブルなのも魅力。
代表作の「チャンス・オブ・ラブ」は21万円から購入が可能です。
ブシュロン
ブシュロンは1858年に創業したブランドで、グランサンクに名を連ねます。
実はパリのヴァンドーム広場に初めてジュエリーショップをオープンしたブランドでもあります。
パリ万国博覧会では数々の賞を受賞し、世界の王侯貴族やセレブリティを魅了してきました。
高品質な宝石を仕入れられるように、世界でも有数の鉱山とパートナーシップを結び、宝石の原産地やカットにもこだわりを持つブランドです。
まとめ
今回は「世界5大ジュエラー」と「グランサンク」に名を連ねるハイジュエラーをご紹介しました。
これらのブランドはどれもジュエリー業界の発展に貢献し、ジュエリーの歴史の中でなくてはならない存在ばかりです。
名前を知っているブランドでも、実際にどんな歴史があったのかを知れば、よりそのブランドを好きになる気がしませんか?
洗練されたジュエリーを1度ご自身の目で確かめてみてください。
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